“わたらひ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
渡会33.3%
過活16.7%
商工16.7%
度會16.7%
度相16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
○白太夫といふは伊勢渡会わたらひ神職しんしよく 菅神文墨ぶんぼくに於格外の懇友こんいうなり、ゆゑに北野にまつりて今も社あり。
此の隣なる家のあるじなりしが、一二九過活わたらひのためみやこに七とせまでありて、きその夜帰りまゐりしに、既に荒廃あれすさみて人も住ひ侍らず。
生長ひととなりやさしく、常に都風みやびたる事をのみ好みて、過活わたらひ心なかりけり。父是をうれひつつ思ふは、家財たからをわかちたりともやが人の物となさん。
わざはひの甚しからぬも、商工わたらひさまたげ物を破りて、垣の隣のそしりをふせぎがたく、害の大なるにおよびては、家を失ひ、国をほろぼして、天が下に笑を伝ふ。
當時伊勢の方に一種の神道が出來て居りました、これは外宮の神主度會わたらひ氏から新に出て來た所の神道でありますが、これが北畠親房の學問に影響してゐるのであります。
日本文化の独立 (旧字旧仮名) / 内藤湖南(著)
この二柱の神は、拆くくしろ五十鈴いすずの宮いつき祭る。次に登由宇氣とゆうけの神、こはつ宮の度相わたらひにます神なり。次に天の石戸別いはとわけの神、またの名は櫛石窻くしいはまどの神といひ、またの名はとよ石窻の神といふ。