“讒謗罵詈”の読み方と例文
読み方割合
ざんぼうばり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
雲の内侍ないじと呼ぶ、雨しょぼを踊れ、と怒鳴る。水の輪の拡がり、嵐の狂うごとく、聞くも堪えない讒謗罵詈ざんぼうばりいかずちのごとくどっと沸く。
伯爵の釵 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
かく申さば讒謗罵詈ざんぼうばり礼を知らぬしれ者と思う人もあるべけれど、実際なれば致方いたしかた無之候。もしせいげんが誤れりとおぼさばいわゆる歌よみの中よりただの一人にても俳句を解する人を御指名可被下くださるべく候。
歌よみに与ふる書 (新字新仮名) / 正岡子規(著)