“白物”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しれもの50.0%
しろもん50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
恐ろしき眼(まなこ)を見張り、「爾は昨日黒衣がために、射殺されたる野良犬ならずや。さては妄執(もうしゅう)晴れやらで、わが酔臥(えいふ)せし隙(ひま)に著入(つけい)り、祟(たたり)をなさんず心なるか。阿那(あな)嗚呼(おこ)の白物(しれもの)よ」
こがね丸 (新字旧仮名) / 巌谷小波(著)
何の因縁によるのか、ここでも上手(じょうて)の白物(しろもん)と下手(げて)の黒物(くろもん)とが対峙(たいじ)する。対峙するというより、むしろ白物のみが存在するという方がいいかもしれぬ。黒物の方は振り向く者がない。
苗代川の黒物 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)