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妄執
ふりがな文庫
“妄執”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
もうしゅう
79.2%
まうしふ
13.2%
もうしゆう
3.8%
まうしう
1.9%
まふしふ
1.9%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もうしゅう
(逆引き)
急がずにその道を御研究になることになさいまして、そのほかの方法で故人の
妄執
(
もうしゅう
)
を晴らさせておあげになることをなさるべきです。
源氏物語:38 鈴虫
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
妄執(もうしゅう)の例文をもっと
(42作品)
見る
まうしふ
(逆引き)
『二年前生捕られて散々なぶりものにされた上、役人に引渡された
怨
(
うら
)
みを
陳
(
の
)
べ、此の
妄執
(
まうしふ
)
を晴らすため、成瀬屋の者を一人々々、殘らず殺してやる』
銭形平次捕物控:150 槍の折れ
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
妄執(まうしふ)の例文をもっと
(7作品)
見る
もうしゆう
(逆引き)
多時
(
しばらく
)
門
(
かど
)
に居て動かざるは、その
妄執
(
もうしゆう
)
の
念力
(
ねんりき
)
を
籠
(
こ
)
めて夫婦を
呪
(
のろ
)
ふにあらずや、とほとほと信ぜらるるまでにお峯が夕暮の心地は
譬
(
たと
)
へん方無く悩されぬ。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
妄執(もうしゆう)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
まうしう
(逆引き)
翌
(
よく
)
廿
(
にぢう
)
三年の七月になると、
未
(
ま
)
だ
妄執
(
まうしう
)
が
霽
(
は
)
れずして、
又々
(
また/\
)
江戸紫
(
えどむらさき
)
と
云
(
い
)
ふのを出した、
是
(
これ
)
が九号の
難関
(
なんくわん
)
を
踰
(
こ
)
へたかと思へば、
憐
(
あはれ
)
むべし、
其
(
そ
)
の
歳
(
とし
)
の
暮
(
くれ
)
十二号にして、
又
(
また
)
没落
(
ぼつらく
)
硯友社の沿革
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
妄執(まうしう)の例文をもっと
(1作品)
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まふしふ
(逆引き)
されど神佛も照覧あれ、まことにこのことわが本意には侍らず、ひとへに父の
妄執
(
まふしふ
)
のわが胸にやどりわが耳にさゝやくまゝに思ひたちて侍りしぞかし。………
武州公秘話:01 武州公秘話
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
妄執(まふしふ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“妄執”の解説
妄執(もうしゅう)とは、妄想がこうじて、ある特定の考えに囚われてしまう事、またはその状態を指す。
(出典:Wikipedia)
妄
常用漢字
中学
部首:⼥
6画
執
常用漢字
中学
部首:⼟
11画
“妄”で始まる語句
妄
妄想
妄念
妄動
妄信
妄説
妄言
妄誕
妄語
妄漫
検索の候補
頑執妄排
“妄執”のふりがなが多い著者
作者不詳
アリギエリ・ダンテ
橘外男
吉川英治
ロマン・ロラン
牧逸馬
国枝史郎
上田敏
山本周五郎
林不忘