“まうしふ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
妄執85.7%
亡執14.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これ立ちかれ倒る、されどなほ妄執まうしふの光をらさず、そのもとにておのおの顏を變へたり 一二一—一二三
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
平次はこの老人に、さう言つて見度かつたのです。自分の本當の伜に、親殺しの疑ひをかけるのは、容易ならぬ妄執まうしふで、十手捕繩の手前を忘れて、その恐ろしい疑ひをほぐしてやる氣になつたのでせう。
「用意の懷提灯ふところちやうちんに火を入れて見ると、幸ひ鞍掛殿の手に、私の搜してゐる繪圖面はあつた。少し血に汚れてゐるが、洗ひきよめて舊主藝州候におかへし申上げ、せめて亡き父上の亡執まうしふを晴し度いと、それは誰はゞかる者もなく持ち歸り、本日はこれから、霞ヶ關御屋敷に參上するところであつた」