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檜山
ふりがな文庫
“檜山”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ひのきやま
50.0%
ひやま
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひのきやま
(逆引き)
夏の陽が対岸の
檜山
(
ひのきやま
)
の
梢
(
こずえ
)
の向こうへ沈んでしまうと
蝙蝠
(
こうもり
)
が
宵闇
(
よいやみ
)
の家々の屋根を、
掠
(
かす
)
めるようにして飛び廻わり、藪原は夜になるのであった。
蔦葛木曽棧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
自分はこんな景色でなければ楽しいとは思えぬ。要するに宗近と自分とは
檜山
(
ひのきやま
)
と
花圃
(
はなばたけ
)
の
差
(
ちがい
)
で、本来から
性
(
しょう
)
が合わぬから妙な感じがするに違ない。
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
檜山(ひのきやま)の例文をもっと
(3作品)
見る
ひやま
(逆引き)
『
檜山
(
ひやま
)
! これを見ろ!』と言って腹の真っ赤な
山鰷
(
やまばえ
)
の尺にも近いのを差し上げて見せた。そして自慢そうに、うれしそうに笑った。
河霧
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
さるほどにある日のこと、
杣
(
そま
)
の一むれが樹を伐らうずとて、
檜山
(
ひやま
)
ふかくわけ入つたに、この山男がのさのさと熊笹の奥から現れたれば、もてなし心に落葉を
焚
(
た
)
いて、徳利の酒を暖めてとらせた。
きりしとほろ上人伝
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
檜山(ひやま)の例文をもっと
(3作品)
見る
檜
漢検準1級
部首:⽊
17画
山
常用漢字
小1
部首:⼭
3画
“檜”で始まる語句
檜
檜葉
檜木
檜扇
檜笠
檜皮葺
檜木笠
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