“檜林”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ひのきばやし88.9%
ひばばやし11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なぜならば、檜林ひのきばやしいわやには、やぶ蚊のように、僧兵がかくれていたのだ。わざわざ敵の中を駈けて通ったようなものだった。
新書太閤記:03 第三分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
巻向の檜林ひのきばやしは既に出た泊瀬はつせの檜林のように、広大で且つ有名であった。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
その坂には若い檜林ひばばやしが葉を匂はせてゐた。
展望 (旧字旧仮名) / 福士幸次郎(著)