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栄
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ハヤ
ふりがな文庫
“
栄
(
ハヤ
)” の例文
旧字:
榮
古くはかの常盤木をも立て
栄
(
ハヤ
)
した事は証拠がある。
標山
(
シメヤマ
)
を作つて神を迎へるのに、必しも松ばかりに限らなかつたものと見える。
盆踊りと祭屋台と
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
中山太郎氏の談に依れば「ゑみぐさ」と言ふ書に見えた佐渡の
左義長
(
サギチヤウ
)
の飾り物で、万燈同様に舁ぎ出し、海岸で焼却するものにも、同じ様に紙花を挿し
栄
(
ハヤ
)
して居た。
髯籠の話
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
大きなものなら立て
栄
(
ハヤ
)
すが、小さなものは家根に上げて置く外はない。五月の菖蒲も此である。七夕或は盆に屋上に上げられる草馬にも、同じ系統は辿られるのである。
髯籠の話
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
梁は心の
栄
(
ハヤ
)
し、椽は心の整り、
蘆雚
(
エツリ
)
は心の平ぎ、
葛根
(
ツナネ
)
は命の堅め、葺き芽は富みの
過剰
(
アマリ
)
を示すと言ふ風の文句の後が、今用ゐて居る酒の来歴を述べる讃歌風のもので、酒ほかひの変形である。
国文学の発生(第二稿)
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
栄
常用漢字
小4
部首:⽊
9画
“栄”を含む語句
光栄
栄光
栄耀
夕栄
見栄
栄華
栄耀栄華
栄誉
虚栄
栄燿
御栄
栄螺
出来栄
見栄坊
繁栄
仕栄
栄花
栄西禅師
白栄
昌栄
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