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ハヤ
ふりがな文庫
“ハヤ”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:
はや
語句
割合
夙
23.5%
既
23.5%
栄
17.6%
興奮
17.6%
早
11.8%
賑
5.9%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
夙
(逆引き)
十
(
トヲ
)
を出たばかりの幼さで、母は死に、父は疾んで居る太宰府へ降つて、
夙
(
ハヤ
)
くから、海の
彼方
(
アナタ
)
の作り物語りや、
唐詩
(
モロコシウタ
)
のをかしさを知り
初
(
ソ
)
めたのが、病みつきになつたのだ。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
、
釈迢空
(著)
ハヤ(夙)の例文をもっと
(4作品)
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既
(逆引き)
だがもつと深く希ふは、言ひ残した語のやうに、予ねて
期
(
ゴ
)
した日が来たら、彼自身古代文芸となつて、砕け散ることである。悲しいけれども、彼の心の
既
(
ハヤ
)
く転生した魂が、其なのだから。
鵠が音:01 鵠が音
(新字旧仮名)
/
折口春洋
(著)
ハヤ(既)の例文をもっと
(4作品)
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栄
(逆引き)
中山太郎氏の談に依れば「ゑみぐさ」と言ふ書に見えた佐渡の
左義長
(
サギチヤウ
)
の飾り物で、万燈同様に舁ぎ出し、海岸で焼却するものにも、同じ様に紙花を挿し
栄
(
ハヤ
)
して居た。
髯籠の話
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
ハヤ(栄)の例文をもっと
(3作品)
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興奮
(逆引き)
あくる日、
繪具
(
ヱノグ
)
の屆けられた時、姫の聲ははなやいで、
興奮
(
ハヤ
)
りかに響いた。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
ハヤ(興奮)の例文をもっと
(3作品)
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早
(逆引き)
中村屋勘三の「
早
(
ハヤ
)
物語」と言ふ琵琶弾きの唄(北越月令)を見ると、此だけのことが訣る。勘三が武蔵足立郡で百姓もして居た事。鳴り物の演芸に達してゐた事。
国文学の発生(第四稿):唱導的方面を中心として
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
ハヤ(早)の例文をもっと
(2作品)
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賑
(逆引き)
とり挙ぐる
棟梁
(
ムネウツバリ
)
は、此家長の御心の
賑
(
ハヤ
)
しなり。
日本文学の発生
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
ハヤ(賑)の例文をもっと
(1作品)
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