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ただよ
ふりがな文庫
“ただよ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
タダヨ
語句
割合
漂
70.7%
漾
24.1%
忠世
1.4%
湛
1.4%
飄
1.0%
泛
0.7%
唯能
0.3%
漂流
0.3%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
漂
(逆引き)
その
時分
(
じぶん
)
には、まだ
汽船
(
きせん
)
などというものがなかったので、
風
(
かぜ
)
のまにまに
波
(
なみ
)
の
上
(
うえ
)
を
漂
(
ただよ
)
って、
夜
(
よる
)
も
昼
(
ひる
)
も
東
(
ひがし
)
を
指
(
さ
)
してきたのでありました。
不死の薬
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
ただよ(漂)の例文をもっと
(50作品+)
見る
漾
(逆引き)
やがて胸はその花のごとく燃ゆるをおぼえ、
情
(
こころ
)
はかの帆影の星のごとく
漾
(
ただよ
)
ふをわかざらむとす、そは
佐用姫
(
さよひめ
)
の古事を憶ひいづればなり。
松浦あがた
(新字旧仮名)
/
蒲原有明
(著)
ただよ(漾)の例文をもっと
(50作品+)
見る
忠世
(逆引き)
家康は、小笠原長忠を先陣とし、右に酒井忠次、榊原康政、左に本多平八郎忠勝、内藤信重、大久保
忠世
(
ただよ
)
、自分自身は旗本を率いて正面に陣した。
姉川合戦
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
ただよ(忠世)の例文をもっと
(4作品)
見る
▼ すべて表示
湛
(逆引き)
喜びて共に
河辺
(
かへん
)
に至る。洋々たる水は
宛
(
さな
)
がら一大湖水を
湛
(
ただよ
)
わし、前岸有れども無きが如くにして、遠く碧天に接し、上り下りの帆影、
真艫
(
まとも
)
に光を
射
(
い
)
りて、眩きまでに白し。
大利根の大物釣
(新字新仮名)
/
石井研堂
(著)
ただよ(湛)の例文をもっと
(4作品)
見る
飄
(逆引き)
花火は時々一団の白い煙を空に残して、やがてそれが浮び
飄
(
ただよ
)
う雲の
断片
(
ちぎれ
)
のように、風に送られて群集の頭上を通る時には、あちこちに小供の歓呼が起る。
藁草履
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
ただよ(飄)の例文をもっと
(3作品)
見る
泛
(逆引き)
世の中の人の心は緊張と
弛緩
(
しかん
)
の波の上に
泛
(
ただよ
)
っている。正と負の両極の間に振動している。
雑記(Ⅰ)
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
ただよ(泛)の例文をもっと
(2作品)
見る
唯能
(逆引き)
次の年よりは
漸
(
やうや
)
く慣れてけれど、彼の心は
決
(
け
)
してこの悪を
作
(
な
)
すに慣れざりき。
唯能
(
ただよ
)
く忍得るを学びたるなり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
ただよ(唯能)の例文をもっと
(1作品)
見る
漂流
(逆引き)
狂ほしいまでのその空は
漂流
(
ただよ
)
ふ者に開放されてた
ランボオ詩集
(新字旧仮名)
/
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー
(著)
ただよ(漂流)の例文をもっと
(1作品)
見る
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