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真艫
ふりがな文庫
“真艫”の読み方と例文
読み方
割合
まとも
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まとも
(逆引き)
真艫
(
まとも
)
に強い疾風を受けた白鮫号は、矢のように速く鳥喰崎を迂廻する。陰気な雲は空一面にどんよりと押し詰って、もう太陽の影も見えない。
死の快走船
(新字新仮名)
/
大阪圭吉
(著)
喜びて共に
河辺
(
かへん
)
に至る。洋々たる水は
宛
(
さな
)
がら一大湖水を
湛
(
ただよ
)
わし、前岸有れども無きが如くにして、遠く碧天に接し、上り下りの帆影、
真艫
(
まとも
)
に光を
射
(
い
)
りて、眩きまでに白し。
大利根の大物釣
(新字新仮名)
/
石井研堂
(著)
真艫(まとも)の例文をもっと
(2作品)
見る
真
常用漢字
小3
部首:⽬
10画
艫
漢検1級
部首:⾈
22画
“真”で始まる語句
真
真似
真面目
真実
真直
真中
真紅
真暗
真赤
真鍮
“真艫”のふりがなが多い著者
石井研堂
大阪圭吉