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湛
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ただよ
ふりがな文庫
“
湛
(
ただよ
)” の例文
そう
言
(
い
)
われるお
爺
(
じい
)
さんのお
顔
(
かお
)
には、
多年
(
たねん
)
手
(
て
)
がけた
教
(
おし
)
え
児
(
ご
)
の
身
(
み
)
の
振
(
ふ
)
り
方
(
かた
)
のついたのを
心
(
こころ
)
から
歓
(
よろこ
)
ぶと
言
(
い
)
った、
慈愛
(
じあい
)
と
安心
(
あんしん
)
の
色
(
いろ
)
が
湛
(
ただよ
)
って
居
(
お
)
りました。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
喜びて共に
河辺
(
かへん
)
に至る。洋々たる水は
宛
(
さな
)
がら一大湖水を
湛
(
ただよ
)
わし、前岸有れども無きが如くにして、遠く碧天に接し、上り下りの帆影、
真艫
(
まとも
)
に光を
射
(
い
)
りて、眩きまでに白し。
大利根の大物釣
(新字新仮名)
/
石井研堂
(著)
僕自身の汗じみた
苦悶
(
くもん
)
のかげがそッくり
湛
(
ただよ
)
っているようだ。
耽溺
(新字新仮名)
/
岩野泡鳴
(著)
セエラは、また妙に悲しげな微笑を口許に
湛
(
ただよ
)
わせました。
小公女
(新字新仮名)
/
フランシス・ホジソン・エリザ・バーネット
(著)
湛
漢検準1級
部首:⽔
12画
“湛”を含む語句
湛然
湛増
湛空
宗湛
湛慶
湛念
黯湛
仏師湛慶
鄒湛
聖信房湛空
神谷宗湛
独湛
熊野別当湛増
湛積
湛流
湛水
湛慶滝
湛左衛門
湛寂無味
湛寂
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