“聖信房湛空”の読み方と例文
読み方割合
しょうしんぼうたんくう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
門外の御弟子みでし聖信房湛空しょうしんぼうたんくうは、たまたまその夜、吉水禅房の一間ひとまに泊ったのであるが、夜もすがら花頂山のいただきから吹きおろす風や、三十六峰の樹々の音や、戸を洩る針のような寒さに
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)