“間毎々々”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
まごと/\50.0%
まごとまごと50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
伴うて間毎々々まごと/\にはり向の物置部屋へ案内したり爰には數十人の與力よりき同心どうしんばんをなし言語同斷の無禮を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
使者ししやの間へしやうじ暫く御待おんまち有べしとひかへさせける間毎々々まごと/\立派りつぱに兩人もひそかにきもつぶし居しがやがて年頃は三十八九にていろしろせいたか中肉ちうにくにて人品じんぴん宜しき男の黒羽二重くろはぶたへ小袖こそであふひ御紋ごもん
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
木の間をとおして聚楽第の、宏壮な主殿おもやが見えていたが、今夜も酒宴と思われて、陽気な声が聞こえてくる。間毎々々まごとまごとに点もされたが、不夜城のようにも明るく見える。
血ぬられた懐刀 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)