間毎々々まごとまごと)” の例文
木の間をとおして聚楽第の、宏壮な主殿おもやが見えていたが、今夜も酒宴と思われて、陽気な声が聞こえてくる。間毎々々まごとまごとに点もされたが、不夜城のようにも明るく見える。
血ぬられた懐刀 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)