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中肉
ふりがな文庫
“中肉”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ちうにく
80.0%
ちゅうにく
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ちうにく
(逆引き)
中肉
(
ちうにく
)
以上に肥つてゐる。けれども体の
吊
(
つ
)
り合ひは少しもその為に損はれてゐない。殊に腰を振るやうに悠々と足を運ぶ
容子
(
ようす
)
は
鴛鴦
(
をしどり
)
のやうに
立派
(
りつぱ
)
である。
鷺と鴛鴦
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
卯
(
う
)
の
花
(
はな
)
の
色
(
いろ
)
うつくしく、
中肉
(
ちうにく
)
で、
中脊
(
ちうぜい
)
で、なよ/\として、ふつと
浮
(
う
)
くと、
黒髪
(
くろかみ
)
の
音
(
おと
)
がさつと
鳴
(
な
)
つた。
続銀鼎
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
中肉(ちうにく)の例文をもっと
(4作品)
見る
ちゅうにく
(逆引き)
沙金は、石段の上に腰をおろすかおろさないのに、
市女笠
(
いちめがさ
)
をぬいで、こう言った。小柄な、手足の動かし方に
猫
(
ねこ
)
のような
敏捷
(
びんしょう
)
さがある、
中肉
(
ちゅうにく
)
の、二十五六の女である。
偸盗
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
中肉(ちゅうにく)の例文をもっと
(1作品)
見る
中
常用漢字
小1
部首:⼁
4画
肉
常用漢字
小2
部首:⾁
6画
“中肉”で始まる語句
中肉中丈
検索の候補
中肉中丈
肉體中
中央鮮肉市場
“中肉”のふりがなが多い著者
作者不詳
樋口一葉
泉鏡太郎
芥川竜之介
泉鏡花