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『鷺と鴛鴦』
ふりがな文庫
『
鷺と鴛鴦
(
さぎとおしどり
)
』
二三年前の夏である。僕は銀座を歩いてゐるうちに二人の女を発見した。それも唯の女ではない。はつと思ふほど後ろ姿の好い二人の女を発見したのである。 一人は鷺のやうにすらりとしてゐる。もう一人は——この説明はちよつと面倒である。古来姿の好いと云ふ …
著者
芥川竜之介
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約3分(500文字/分)
朗読目安時間
約4分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
対
(
つゐ
)
後
(
うし
)
前
(
まへ
)
形
(
がた
)
行
(
おこな
)
暑
(
しよ
)
往来
(
わうらい
)
姉妹
(
しまい
)
臭
(
くさ
)
直
(
すぐ
)
後
(
のち
)
心力
(
しんりよく
)
姉
(
あね
)
物色
(
ぶつしよく
)
拍子
(
ひやうし
)
譲
(
ゆづ
)
匀
(
にほひ
)
趙痩
(
てうそう
)
足
(
た
)
鴛鴦
(
をしどり
)
丁度
(
ちやうど
)
無精
(
ぶしやう
)
爾来
(
じらい
)
結
(
ゆ
)
爍金
(
しやくきん
)
空席
(
くうせき
)
立派
(
りつぱ
)
紳士
(
しんし
)
鼻毛
(
はなげ
)
絽
(
ろ
)
縞
(
しま
)
肥
(
ふと
)
銀座
(
ぎんざ
)
鷺
(
さぎ
)
一人
(
ひとり
)
奇遇
(
きぐう
)
一足
(
ひとあし
)
中肉
(
ちうにく
)
二人
(
ふたり
)
二十
(
はたち
)
亦
(
また
)
其処
(
そこ
)
右鄰
(
みぎどおり
)
吊
(
つ
)
嗅
(
か
)
揚肥
(
やうひ
)
好
(
い
)
如何
(
いか
)
姉
(
ねえ
)
容子
(
ようす
)
寧
(
むし
)
幻滅
(
げんめつ
)
彼是
(
かれこれ
)
惨憺
(
さんたん
)
慇懃
(
いんぎん
)