“風船虫”の読み方と例文
読み方割合
ふうせんむし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのうちに、としちゃんは、ねむってしまいました。ところが、がさめてると、びんのなかには、一ぴきも風船虫ふうせんむしはいませんでした。
風船虫 (新字新仮名) / 小川未明(著)
としちゃんは、しまいには、ごろりとたたみうえころんで、びんのなか風船虫ふうせんむしからだが、ぴかぴかとかがやくのをていました。
風船虫 (新字新仮名) / 小川未明(著)
「おもしろいな。」と、としちゃんは、よろこびました。しかし、いつまでたっても、風船虫ふうせんむしは、きるということなく、おなじことをくりかえしていたのです。
風船虫 (新字新仮名) / 小川未明(著)