“風船球”の読み方と例文
読み方割合
ふうせんだま100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
小鳥ことりは、風船球ふうせんだまが、しきりにがりたがっているのをてわらっていました。そのうちに、どこへか姿すがたしてしまったのであります。
風船球の話 (新字新仮名) / 小川未明(著)
「ああ、あのかわいらしい小鳥ことりは、どこかへいってしまった。いっしょにたびをしたかったのに……。」と、風船球ふうせんだまはなげいていました。
風船球の話 (新字新仮名) / 小川未明(著)
そういって、おとうとのほうは、ポケットから、三日月形みかづきがたりたたんだ、紙製かみせい風船球ふうせんだまして、空気くうきをいれるべく、きました。
おさくの話 (新字新仮名) / 小川未明(著)