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からかぜ
ふりがな文庫
“からかぜ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
空風
87.5%
乾風
12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
空風
(逆引き)
そうだったらこの憤懣は〔欠〕——彼女達の一家はこの半月程前に、すみなれた大阪から、
空風
(
からかぜ
)
と霜どけの東京の高台の町へ引越して来たばかりだった。
不幸
(新字新仮名)
/
梶井基次郎
(著)
弁持も洲崎に
馴染
(
なじみ
)
があってね、洲崎の塩竈……松風
空風
(
からかぜ
)
遊びという、菓子台一枚で、女人とともに
涅槃
(
ねはん
)
に
入
(
い
)
ろう。……その一枚とさえいう処を、台ばかり。
薄紅梅
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
からかぜ(空風)の例文をもっと
(14作品)
見る
乾風
(逆引き)
此
(
この
)
寒空
(
さむぞら
)
に外へ出してよく病気に成らない物だと思ふが、東京の様に
乾風
(
からかぜ
)
が吹かないせいもあらう。又
巴里
(
パリイ
)
の様に日当りの悪い構造の建築では室内に子供を置く事が
却
(
かへつ
)
て病気を
惹起
(
ひきおこ
)
し易からう。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
晩秋
(
ばんしう
)
の
乾風
(
からかぜ
)
光り
邪宗門
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
からかぜ(乾風)の例文をもっと
(2作品)
見る
“からかぜ”の意味
《名詞》
からかぜ【空風、乾風】
雨や雪のない冬に強く吹く冷たく乾燥した北風。からっかぜ。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
からっかぜ
からつかぜ