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空風
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からっかぜ
ふりがな文庫
“
空風
(
からっかぜ
)” の例文
十一時近かったけれども、
空風
(
からっかぜ
)
に裾を
捲
(
ま
)
くられながら、
忙
(
せわ
)
しそうに歩き廻っている人で群れていた。
罠に掛った人
(新字新仮名)
/
甲賀三郎
(著)
もはや午後の日差しがうっすら淋しく大道にかげり、
空風
(
からっかぜ
)
があちらこちらに埃を吹き上げている。
天馬
(新字新仮名)
/
金史良
(著)
時々砂を
交
(
まじ
)
えた
空風
(
からっかぜ
)
が、二人の
外套
(
がいとう
)
を
飜
(
ひるがえ
)
して通り過ぎた。
五階の窓:01 合作の一(発端)
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
空
常用漢字
小1
部首:⽳
8画
風
常用漢字
小2
部首:⾵
9画
“空風”で始まる語句
空風呂敷