“ひょうちゅう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
標柱60.0%
氷柱40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
テーブル掛けの上へ、太い指先を平たく押しつけて、主要なところへ標柱ひょうちゅうてたつもりになる。
にんじん (新字新仮名) / ジュール・ルナール(著)
望遠鏡の向きをぐっと変えると、なるほど前方に、大きな氷柱ひょうちゅうを逆さにして立てたような、怪奇な姿をした三角暗礁が見えてきた。
地球要塞 (新字新仮名) / 海野十三(著)
ばしゃんばしゃん、氷柱ひょうちゅうのように水がねる、小児こどもたちは続けさまに石を打った。この騒ぎに、植木屋も三人ばかり、ずッと来て、泳ぐ、泳ぐ、泳ぐ、泳ぐ……と感に堪えて見ている。
半島一奇抄 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)