壁の眼の怪かべのめのかい
寛政五年六月中旬の事であった。羽州米沢の典薬勝成裕が、御隠居上杉鷹山侯(治憲)の内意を受けて、一行十五人、深山幽谷に薬草を採りに分け入るという、その時代としては珍らしい計画が立てられた。 その最終の目的地点は東北の秘境、本朝の桃源にも比べら …
作品に特徴的な語句
ひる がま いず はな 横綴よこと 麻布あさふ うしろ 憧憬あこが そよ 行通こうつう のち 手斧ておの こぞ 生皮いきがわ みす たく 不恙ふつつか 串戯じょうだん ひさ つかまつ 伐開きりひら 佐平さへい 何処どこ 僻地へきち 内藤ないとう 凄味すごみ 分入わけい 古宮ふるみや 呼声よびごえ 四辺あたり 国手こくしゅ たま ちり 女子おなご 女性にょしょう くわ 寛政かんせい 小国おぐに 小露こつゆ 後裔こうえい 徒歩かち 徒渉としょう たちま 手熊てぐま 打砕うちくだ 投付なげつ もた まが かた 曲者くせもの 木皮もくひ 木鼠きねずみ 村上むらかみ 染色そめいろ わん とし 河中かわなか 治憲はるのり ようや 濁酒どぶろく 炬火たいまつ すす ただ 狩野かのう なお 画師えし 突殺つきころ 米沢よねざわ すが まと 美濃みの 羽州うしゅう 股引ももひき 胡散うさん 胡瓜きゅうり 脚布きゃふ 良人おっと 茫然ぼうぜん 萱莚かやむしろ 蔭乾かげぼ 蕨峠わらびとうげ うじ 蜘蛛くも 行来ゆきき のぞ 許嫁いいなずけ 貴郎あなた