“蕨峠”の読み方と例文
読み方割合
わらびとうげ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
入折戸に着くまでが既にい加減の難所であった。それから蕨峠わらびとうげを越していよいよの三里は、雪が降れば路が出来るけれど、夏草が繁ってはとても行来ゆききは出来ぬのであった。
壁の眼の怪 (新字新仮名) / 江見水蔭(著)