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蕨手
ふりがな文庫
“蕨手”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
わらびて
66.7%
わらびで
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わらびて
(逆引き)
その美しい
蕨手
(
わらびて
)
の一つは、無残にも主人の手で打ち落されてしまつた。
茶話:11 昭和五(一九三〇)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
それからまた、
日本
(
につぽん
)
で
作
(
つく
)
られたと
思
(
おも
)
はれるものに、
蕨手
(
わらびて
)
の
劍
(
つるぎ
)
といふのがありますが、これは
大
(
おほ
)
きな
劍
(
つるぎ
)
にはなくて、
小
(
ちひ
)
さい
刀
(
かたな
)
にたくさんありまして、
柄
(
つか
)
の
頭
(
あたま
)
が
蕨
(
わらび
)
のように
曲
(
まが
)
つてゐるものであります。
博物館
(旧字旧仮名)
/
浜田青陵
(著)
蕨手(わらびて)の例文をもっと
(2作品)
見る
わらびで
(逆引き)
また、奈良朝以前から見られる
唐草
(
からくさ
)
模様は
蕨手
(
わらびで
)
に巻曲した線を有するため、
天平
(
てんぴょう
)
時代の
唐花
(
からはな
)
模様も大体曲線から成立しているため、「いき」とは甚だ縁遠いものである。
「いき」の構造
(新字新仮名)
/
九鬼周造
(著)
蕨手(わらびで)の例文をもっと
(1作品)
見る
蕨
漢検準1級
部首:⾋
15画
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
“蕨”で始まる語句
蕨
蕨餅
蕨採
蕨狩
蕨粉
蕨の切り株
蕨平
蕨真
蕨縄
蕨峠
“蕨手”のふりがなが多い著者
九鬼周造
浜田青陵
薄田泣菫