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手斧
ふりがな文庫
“手斧”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ちょうな
53.2%
ておの
29.8%
てうな
10.6%
てをの
4.3%
トーボル
2.1%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ちょうな
(逆引き)
きのうまでは、
鑿
(
のみ
)
や
手斧
(
ちょうな
)
の音が屋敷うちに
谺
(
こだま
)
していたが、今日はまた
襖
(
ふすま
)
の張りかえやら御簾職人などが、各部屋ごとに立ち働いている。
私本太平記:02 婆娑羅帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
手斧(ちょうな)の例文をもっと
(25作品)
見る
ておの
(逆引き)
勝
国手
(
こくしゅ
)
と立花画師との他は、皆人足で、食糧を持つ他には、道開き或いは熊
避
(
よ
)
けの為に、
手斧
(
ておの
)
、
鋸
(
のこぎり
)
、
鎌
(
かま
)
などを持っているのであった。
壁の眼の怪
(新字新仮名)
/
江見水蔭
(著)
手斧(ておの)の例文をもっと
(14作品)
見る
てうな
(逆引き)
普請場には
鑿
(
のみ
)
や、
手斧
(
てうな
)
や、
鉞
(
まさかり
)
や、てんでんの音をたててさしも沈んだ病身ものの胸をときめかせる。
銀の匙
(新字旧仮名)
/
中勘助
(著)
手斧(てうな)の例文をもっと
(5作品)
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▼ すべて表示
てをの
(逆引き)
冬曉
(
とうげう
)
早
(
はや
)
く
蓐
(
じよく
)
を
離
(
はな
)
れて
斗滿川
(
とまむがは
)
に
行
(
ゆ
)
き、
氷穴中
(
へうけつちゆう
)
に
結
(
むす
)
べる
氷
(
こほり
)
を
手斧
(
てをの
)
を
以
(
もつ
)
て
破
(
やぶ
)
り(
此
(
この
)
氷
(
こほり
)
の
厚
(
あつ
)
さにても
數寸餘
(
すうすんよ
)
あり)
身
(
み
)
を
沒
(
ぼつ
)
し、
曉天
(
げうてん
)
に
輝
(
かゞや
)
く
星光
(
せいくわう
)
を
眺
(
なが
)
めながら
灌水
(
くわんすゐ
)
を
爲
(
な
)
す
時
(
とき
)
の、
清爽
(
せいさう
)
なる
情趣
(
じやうしゆ
)
は
命の鍛錬
(旧字旧仮名)
/
関寛
(著)
手斧(てをの)の例文をもっと
(2作品)
見る
トーボル
(逆引き)
一同は、一度
背負
(
しょ
)
いかけた背嚢をまたおろすと、腰に差していた
手斧
(
トーボル
)
を抜き取って、
蘇鉄
(
ニルソニア
)
の根元に斧を入れはじめた。用心のために、土工の須田が洞門の出口で張番する役にまわった。
地底獣国
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
手斧(トーボル)の例文をもっと
(1作品)
見る
“手斧”の解説
手斧(ておの)は、おもに片手で振る小型の斧。おもに薪の小割りや枝払いなど、通常の両手で振るう斧よりも細かい作業に用いられる。ハンドアックス (hand axe)、ハチェット (hatchet) などとも称される。
(出典:Wikipedia)
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
斧
漢検準1級
部首:⽄
8画
“手斧”で始まる語句
手斧初
手斧削
手斧傷
手斧始
手斧屑
手斧目
手斧鍬
検索の候補
手斧初
手斧削
大手斧
小手斧
手斧傷
手斧始
手斧屑
手斧目
手斧鍬
“手斧”のふりがなが多い著者
壺井栄
中勘助
清水紫琴
橘外男
吉川英治
幸田露伴
江見水蔭
大阪圭吉
北原白秋
小栗虫太郎