“突殺”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
つきころ80.0%
つッころ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さような事に頓着とんじゃくはいらぬから研ぐには及ばん、又憎い奴を突殺つきころす時は錆槍で突いた方が、先の奴が痛いから此方がかえっていゝ心持こゝろもち
さまし給ふに合點がてんゆかずと無理にこぢあけ這入はひり見ればは如何に隱居は無慚むざんにも夜具の中に突殺つきころされあけそみて死したればアツとばかりに打驚きあきれ果てぞ居たりける
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
○「いえ、そら久しい以前あと絵に出た芳年よしとしいたんで、鰐鮫わにざめを竹槍で突殺つッころしている、鼻が柘榴鼻ざくろッぱなで口が鰐口で、眼が金壺眼かなつぼまなこで、えへゝゝ御免ねえ」
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
わしが何も手出し仕たじゃアねえのに、おせえるの斬るのと此処にいる人が云うなア分んねえ、とがも報いもえものを殿様が手出しいして、槍で突殺つッころすと云うだから
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)