突殺つッころ)” の例文
○「いえ、そら久しい以前あと絵に出た芳年よしとしいたんで、鰐鮫わにざめを竹槍で突殺つッころしている、鼻が柘榴鼻ざくろッぱなで口が鰐口で、眼が金壺眼かなつぼまなこで、えへゝゝ御免ねえ」
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
わしが何も手出し仕たじゃアねえのに、おせえるの斬るのと此処にいる人が云うなア分んねえ、とがも報いもえものを殿様が手出しいして、槍で突殺つッころすと云うだから
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)