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ぼんぼり
ふりがな文庫
“ぼんぼり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
雪洞
91.5%
洞燈
2.1%
雪灯
1.1%
京行灯
1.1%
手燭
1.1%
灯烙
1.1%
蘭燈
1.1%
雪燈
1.1%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
雪洞
(逆引き)
此隙
(
このひま
)
に私は母と談判を始めて、今晩一晩泊めて遣ってと、
雪洞
(
ぼんぼり
)
を持った手に
振垂
(
ぶらさが
)
る。母は
一寸
(
ちょっと
)
渋ったが、もう斯うなっては仕方がない。
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
ぼんぼり(雪洞)の例文をもっと
(50作品+)
見る
洞燈
(逆引き)
暗
(
やみ
)
の中でも、石だけは白く光っている、穂高岳をふと振りあおぐと、あの肉塊隆々とした、どす黒い岩壁の、空を境にした山稜を、遠くから
洞燈
(
ぼんぼり
)
をさしかざしたように、柔らかな光線が、のたのたと
谷より峰へ峰より谷へ
(新字新仮名)
/
小島烏水
(著)
ぼんぼり(洞燈)の例文をもっと
(2作品)
見る
雪灯
(逆引き)
お
禮
(
れい
)
も
何
(
なに
)
といひかぬるを、よう
似合
(
にあふ
)
のうと
笑
(
わら
)
ひながら、
雪灯
(
ぼんぼり
)
手
(
て
)
にして
立出
(
たちいで
)
給
(
たま
)
へば、
蝋燭
(
ろうそく
)
いつか三
分
(
ぶん
)
の一ほどに
成
(
な
)
りて、
軒端
(
のきば
)
に
高
(
たか
)
し
木
(
こ
)
がらしの
風
(
かぜ
)
。
われから
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
用心口
(
ようじんぐち
)
を
鎖
(
さ
)
してお
寢間
(
ねま
)
へ
戻
(
もど
)
り
給
(
たま
)
ひしが
再度
(
ふたゝび
)
立
(
た
)
つてお
菓子戸棚
(
くわしとだな
)
のびすけつとの
瓶
(
びん
)
とり
出
(
いだ
)
し、お
鼻紙
(
はながみ
)
の
上
(
うへ
)
へ
明
(
あ
)
けて
押
(
おし
)
ひねり、
雪灯
(
ぼんぼり
)
を
片手
(
かたて
)
に
縁
(
ゑん
)
へ
出
(
いづ
)
れば
天井
(
てんぜう
)
の
鼠
(
ねづみ
)
がた/\と
荒
(
あ
)
れて
われから
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
ぼんぼり(雪灯)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
京行灯
(逆引き)
寒々としたひろい書院の、
金蒔絵
(
きんまきえ
)
の
京行灯
(
ぼんぼり
)
をへだてて、南町奉行池田甲斐守と控同心の藤波友衛が、さしうつむいたまま、ひっそりと対坐している。
顎十郎捕物帳:11 御代参の乗物
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
ぼんぼり(京行灯)の例文をもっと
(1作品)
見る
手燭
(逆引き)
それと
遽
(
にはか
)
に
心着
(
こゝろづ
)
けば、
天窓
(
あたま
)
より爪先まで氷を浴ぶる心地して、歯の根も合はず
戦
(
わなゝ
)
きつゝ、不気味に
堪
(
た
)
へぬ顔を
擡
(
あ
)
げて、
手燭
(
ぼんぼり
)
の影
幽
(
かすか
)
に血の
足痕
(
あしあと
)
を
仰見
(
あふぎみ
)
る時しも、天井より糸を引きて
一疋
(
いつぴき
)
の蜘蛛
垂下
(
たれさが
)
り
妖怪年代記
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
ぼんぼり(手燭)の例文をもっと
(1作品)
見る
灯烙
(逆引き)
人形
(
しかけもの
)
台には
灯烙
(
ぼんぼり
)
がともり多彩な幾つもの
車楽
(
はやし
)
や
飾車
(
だし
)
は、群集にゆれながら近づいて来るのであつた。
仙台の夏
(新字旧仮名)
/
石川善助
(著)
ぼんぼり(灯烙)の例文をもっと
(1作品)
見る
蘭燈
(逆引き)
蘭燈
(
ぼんぼり
)
にてらされて、長い廊下を歩いていって、
静
(
しずか
)
な、清らかな美しいお顔を見ると、全くこの世の人ではない気がしたといわれた。そして、どうしてゆかないのかと、再び問われた。
九条武子
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
ぼんぼり(蘭燈)の例文をもっと
(1作品)
見る
雪燈
(逆引き)
窓の月は、キラリと
笄
(
こうがい
)
の
艶
(
つや
)
に光って、
雪燈
(
ぼんぼり
)
は仄かに玉のごとき
頸
(
うなじ
)
を照らした。
婦系図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
ぼんぼり(雪燈)の例文をもっと
(1作品)
見る
“ぼんぼり”の意味
《名詞》
ぼんぼり【雪洞】
紙や絹でおおった手燭。
小さな行灯。
紙を張った茶炉のおおい。
(context、slang)まるい形をした、髪飾りの一種。ぼんぼん。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
てあかり
てしょく
てしよく
らんとう