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蘭燈
ふりがな文庫
“蘭燈”のいろいろな読み方と例文
新字:
蘭灯
読み方
割合
らんとう
91.7%
ぼんぼり
8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
らんとう
(逆引き)
吉原の万字楼の
東雲
(
しののめ
)
の部屋に、夜明け方、宇津木兵馬はひとり起き直って、
蘭燈
(
らんとう
)
の
下
(
もと
)
に、その小指の傷を巻き直しています。
大菩薩峠:21 無明の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
二つの灯りのうち、小さい寝室の
蘭燈
(
らんとう
)
だけを残して、
閻婆
(
えんば
)
はふッと灯を吹き消し、やがてコトコト階下へ沈んでしまった。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
蘭燈(らんとう)の例文をもっと
(11作品)
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ぼんぼり
(逆引き)
蘭燈
(
ぼんぼり
)
にてらされて、長い廊下を歩いていって、
静
(
しずか
)
な、清らかな美しいお顔を見ると、全くこの世の人ではない気がしたといわれた。そして、どうしてゆかないのかと、再び問われた。
九条武子
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
蘭燈(ぼんぼり)の例文をもっと
(1作品)
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“蘭燈”の意味
《名詞》
蘭のように美しい灯火。
(出典:Wiktionary)
蘭
漢検準1級
部首:⾋
19画
燈
部首:⽕
16画
“蘭”で始まる語句
蘭
蘭麝
蘭丸
蘭奢待
蘭医
蘭瞼
蘭方
蘭若
蘭学
蘭人
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