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閻婆
ふりがな文庫
“閻婆”の読み方と例文
読み方
割合
えんば
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
えんば
(逆引き)
二、三日すると、裏面から彼に突ッつかれた
閻婆
(
えんば
)
が形相をかえて県役署へやって来た。そして知事室の外でがんがんわめきたてた。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
閻婆
(
えんば
)
は、宋江の身代りに、彼の胸ぐらをつかんだまま、わいわいいって散らかる群集の間を割って、近くの県役署の門内へ入って行った。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
二つの灯りのうち、小さい寝室の
蘭燈
(
らんとう
)
だけを残して、
閻婆
(
えんば
)
はふッと灯を吹き消し、やがてコトコト階下へ沈んでしまった。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
閻婆(えんば)の例文をもっと
(1作品)
見る
閻
漢検1級
部首:⾨
16画
婆
常用漢字
中学
部首:⼥
11画
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