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蘭麝
ふりがな文庫
“蘭麝”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
らんじゃ
75.0%
らんじや
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
らんじゃ
(逆引き)
まして此の少年は、幼時から両親の側を離れて武骨な侍の間に育ち、
蘭麝
(
らんじゃ
)
の
薫
(
かお
)
りなまめかしい奥御殿の生活と云うものを殆ど知らない。
武州公秘話:01 武州公秘話
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
「造り花なら
蘭麝
(
らんじゃ
)
でも
焚
(
た
)
き込めばなるまい」これは女の申し分だ。三人が
三様
(
さんよう
)
の解釈をしたが、三様共すこぶる解しにくい。
一夜
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
蘭麝(らんじゃ)の例文をもっと
(15作品)
見る
らんじや
(逆引き)
たきもしめざる
蘭麝
(
らんじや
)
おのづから
薫
(
かを
)
りて、
其
(
そ
)
の
行
(
ゆ
)
くや
蛺蝶
(
けふてふ
)
相飛
(
あひと
)
べり。
蒲柳
(
ほりう
)
纖弱
(
せんじやく
)
、
羅綺
(
らき
)
にだも
勝
(
た
)
へ
難
(
がた
)
し。
麗娟
(
りけん
)
常
(
つね
)
に
身
(
み
)
の
何處
(
いづく
)
にも
瓔珞
(
やうらく
)
を
挂
(
か
)
くるを
好
(
この
)
まず。
唐模様
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
蘭麝
(
らんじや
)
の薫を漂はせた
綺羅
(
きら
)
の袂を
弄
(
もてあそ
)
びながら、
嫋々
(
たよたよ
)
としたさまで、さも恨めしげに歎いたは
きりしとほろ上人伝
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
蘭麝(らんじや)の例文をもっと
(5作品)
見る
蘭
漢検準1級
部首:⾋
19画
麝
漢検1級
部首:⿅
21画
“蘭麝”で始まる語句
蘭麝待
蘭麝香
検索の候補
蘭麝待
蘭麝香
“蘭麝”のふりがなが多い著者
邦枝完二
ヴィクトル・ユゴー
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蒲 松齢
泉鏡太郎
谷崎潤一郎
中島敦
上田敏
吉川英治
正岡子規