“てしよく”の漢字の書き方と例文
語句割合
手燭100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一月十九日の朝、五時を打つか打たぬに、ベシーは、手燭てしよくを私の部屋に持つて來た。私は、もう起きて、殆んど着物を着てしまつたところだつた。
食事のあと、友達は手燭てしよくをともして現れました。「物置にはあかりがないのだ」渡り廊下を通るとき、海風が、酔ひにほてつた私の顔を叩いてゐました。
聞し周藏しうざう七左衞門の兩人も馳來り勝手より手燭てしよくを取寄る此時村の小使あるき三五郎は臺所だいどころて居たりしが物音ものおとに驚き金盥かなだらひ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)