“ゆきえ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
靱負64.7%
雪江23.5%
雪枝11.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「赤山靱負ゆきえ殿、山田一郎右衛門殿、高崎五郎左衛門殿、など——今度の異変にて、夜の目も寝ずに御心痛でござる」
南国太平記 (新字新仮名) / 直木三十五(著)
午後三時、令嬢雪江ゆきえさんの私室には、雪江さんを中にして、真面目な二人の護衛兵、父常右衛門氏と、探偵明智小五郎とが雑談を交わしていた。
猟奇の果 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
庸三にいやな予感を与えたのは、清川の年上の愛人雪枝ゆきえうちで催された、年暮のおさらいの納会の時であった。
仮装人物 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)