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ゆきへ
ふりがな文庫
“ゆきへ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
靱負
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
靱負
(逆引き)
持給ふか知ねども當地の
金貸渡世
(
かねかしとせい
)
は
大坂
(
おほさか
)
掛
(
かけ
)
て
極大身代
(
ごくだいしんだい
)
の者なりと云に
靱負
(
ゆきへ
)
は
否
(
いや
)
彼
(
か
)
の大身代の金貸渡世とは違ひ
小體
(
こてい
)
に致し手早く
高利
(
かうり
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
私の手から父河村
靱負
(
ゆきへ
)
の形見——短刀と
系圖
(
けいづ
)
を奪ひ取つて、それを證據に勇太郎樣を追ひ出さうとして居るのは我慢がなりません
銭形平次捕物控:027 幻の民五郎
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
先生
(
せんせい
)
、
真個
(
まつたく
)
は
靱負
(
ゆきへ
)
と
言
(
い
)
つて、
昔
(
むかし
)
の
侍
(
さむらひ
)
のやうな
名
(
な
)
なんですが、
其
(
それ
)
を
其
(
そ
)
のまゝ
雪
(
ゆき
)
の
枝
(
えだ
)
と
書
(
か
)
いて、
号
(
がう
)
にして
居
(
ゐ
)
る
若輩
(
じやくはい
)
ものです。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
致すか汝は存じの外
未練
(
みれん
)
な
奴
(
やつ
)
ぢや汝が
懇意
(
こんい
)
にせしと云願山が其方并に
靱負
(
ゆきへ
)
の事まで殘らず
白状
(
はくじやう
)
に及びたるぞ其方と
靱負
(
ゆきへ
)
兩人にて勘解由を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
先年出羽の配所で死んだ本多
上野介正純
(
かうずけのすけまさずみ
)
——その謀士で、
釣天井
(
つりてんじやう
)
の仕掛を拵へたと思はれて居る、河村
靱負
(
ゆきへ
)
こそは、お紋の本當の父親だつたのです。
銭形平次捕物控:027 幻の民五郎
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
調
(
とゝの
)
へ來り
左右
(
とかく
)
物
(
もの
)
事は
祝
(
いは
)
ひ直さば
凶
(
きよ
)
も
吉
(
きち
)
に
變
(
へん
)
ずべしと申
勸
(
すゝ
)
め兩人して
酒宴
(
しゆえん
)
を
催
(
もよほ
)
せしが
靱負
(
ゆきへ
)
は元より
好
(
すき
)
な
酒
(
さけ
)
ゆゑ主が
氣轉
(
きてん
)
の
熱
(
あつ
)
がんに氣を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
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