“氣轉”の読み方と例文
新字:気転
読み方割合
きてん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
調とゝのへ來り左右とかくもの事はいはひ直さばきよきちへんずべしと申すゝめ兩人して酒宴しゆえんもよほせしが靱負ゆきへは元よりすきさけゆゑ主が氣轉きてんあつがんに氣を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
此處こゝ彼等かれらあひだには、それ/\袂別わかれことばもあらうとおもつたので、わたくし氣轉きてんよく一人ひとりはなれて波打際なみうちぎはへとあゆした。
知たるかと時に取ては氣轉きてんの問條此方は聞も及ばざれど名高き奉行はこといつはりあらじとおもひしかば如何にもおほせの通りにて心得ゐるよし答へけり
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)