“小體”のいろいろな読み方と例文
新字:小体
読み方割合
こてい80.0%
こがら20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
持給ふか知ねども當地の金貸渡世かねかしとせい大坂おほさかかけ極大身代ごくだいしんだいの者なりと云に靱負ゆきへいやの大身代の金貸渡世とは違ひ小體こていに致し手早く高利かうり
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
茶汲ちやくみ女は三人、小體こていな暮しですが、銅壺どうこに往來の人間の顏が映らうといふ綺麗事に客を呼んで横網に貸家が三軒と、洒落しやれた住宅まで建てる勢ひだつたのです。
それつゞいては小體こがらな、元氣げんきな、※鬚あごひげとがつた、かみくろいネグルじんのやうにちゞれた、すこしも落着おちつかぬ老人らうじん
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)