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小體
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こてい
ふりがな文庫
“
小體
(
こてい
)” の例文
新字:
小体
持給ふか知ねども當地の
金貸渡世
(
かねかしとせい
)
は
大坂
(
おほさか
)
掛
(
かけ
)
て
極大身代
(
ごくだいしんだい
)
の者なりと云に
靱負
(
ゆきへ
)
は
否
(
いや
)
彼
(
か
)
の大身代の金貸渡世とは違ひ
小體
(
こてい
)
に致し手早く
高利
(
かうり
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
茶汲
(
ちやく
)
み女は三人、
小體
(
こてい
)
な暮しですが、
銅壺
(
どうこ
)
に往來の人間の顏が映らうといふ綺麗事に客を呼んで横網に貸家が三軒と、
洒落
(
しやれ
)
た住宅まで建てる勢ひだつたのです。
銭形平次捕物控:101 お秀の父
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
彌惣の家は
小體
(
こてい
)
ながら裕福さうで、紅屋の支配人と言つても恥かしくないものでしたが、檢屍が濟んで土藏から死骸を移したばかりなので、上を下への混雜です。
銭形平次捕物控:127 彌惣の死
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「今戸で
小體
(
こてい
)
な小間物屋をしてゐますよ。妹とたつた二人で」
銭形平次捕物控:102 金蔵の行方
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
小
常用漢字
小1
部首:⼩
3画
體
部首:⾻
23画
“小”で始まる語句
小
小児
小径
小鳥
小僧
小言
小路
小遣
小刀
小父