“鶯子啼”の読み方と例文
読み方割合
ささな100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
谷川のすその方には鶯子啼ささなきが聞え、樹々はほのあかい芽を点じてはいるが、ふり仰ぐと、鞍馬くらまの奥の峰の肩にも、四明ヶ岳のふかいひだにも、まだ残雪が白かった。
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)