“鶯張”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
うぐいすば60.0%
うぐいすばり20.0%
うぐひすば20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
故十方斎先生は、此室ここ皆伝かいでんの秘密の口述くちずをしたもので、大廊下からわかれてこっちへ通ずる小廊下のゆかが、鶯張うぐいすばりになっている。むと音がするんです。
丹下左膳:03 日光の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
「お縁側が昔のままでございますから、もと好事ものずきでこんなに仕懸けました。鶯張うぐいすばりと申すのでございますよ。」
黒百合 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
「まるで鶯張うぐひすばりだ、此縁側をそつと歩くには忍術にんじゆつの心得が要るね」