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皆伝
ふりがな文庫
“皆伝”の読み方と例文
旧字:
皆傳
読み方
割合
かいでん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かいでん
(逆引き)
富田流
(
とだりゅう
)
の刀法を
鐘巻自斎
(
かねまきじさい
)
にうけ、
居合
(
いあい
)
を吉川家の食客片山
伯耆守
(
ほうきのかみ
)
久安から
皆伝
(
かいでん
)
され、それにも甘んじないで自ら
巌流
(
がんりゅう
)
という一流を立てたほどの者で
宮本武蔵:06 空の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
故十方斎先生は、
此室
(
ここ
)
で
皆伝
(
かいでん
)
の秘密の
口述
(
くちず
)
をしたもので、大廊下からわかれてこっちへ通ずる小廊下の
床
(
ゆか
)
が、
鶯張
(
うぐいすば
)
りになっている。
踏
(
ふ
)
むと音がするんです。
丹下左膳:03 日光の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
皆伝
(
かいでん
)
になったのではないので、翌々年すなわち長享三年の三月、宗祇はさらに『古今集序』聞書ならびに三ヶ事のうち切紙一、題歌事切紙一、以上を、実隆の邸に持参して
東山時代における一縉紳の生活
(新字新仮名)
/
原勝郎
(著)
皆伝(かいでん)の例文をもっと
(6作品)
見る
“皆伝”の意味
《名詞》
武道や芸道の奥義を師から弟子へ悉く伝授すること。
(出典:Wiktionary)
皆
常用漢字
中学
部首:⽩
9画
伝
常用漢字
小4
部首:⼈
6画
“皆伝”の関連語
免状
“皆”で始まる語句
皆
皆目
皆無
皆様
皆々
皆暮
皆樣
皆済
皆朱
皆人
“皆伝”のふりがなが多い著者
原勝郎
林不忘
吉川英治
野村胡堂