“皆暮”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かいくれ80.0%
かいく20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「親分、ありゃ一体どうしたわけですえ、いつものように、絵解きをしておくんなさい。私には皆暮かいくれ解らねえ」
「親分、ありや一體どうしたわけですえ、何時ものやうに、繪解きをしておくんなさい。私には皆暮かいくれ解らねえ」
誰がどこから現われ出て、どうして誠三郎を斬ったものか、皆暮かいくれ知ることが出来なかった。
八ヶ嶽の魔神 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
犯人がわからないばかりでなく、何の目的で選り拔きの美しい娘ばかり殺すのか、皆暮かいくれ見當も付かないのです。その上死體は、洗ひ落してはあるが、歴々あり/\と全身に金箔きんぱくを置いたあとがあります。