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皆樣
読み方 | 割合 |
みなさま | 60.0% |
みなさん | 40.0% |
『
皆樣は、
其樣にあの
兒を
可愛がつて
下さつたのですか。
妾は
何と
御禮の
言葉もございません。』と
雪のやうなる
頬に
微※の
波を
湛えて
口に
出して
私が
我子が
可愛いといふ
事を
申したら、
嘸皆樣は
大笑ひを
遊ばしましやう、それは
何方だからとて
我子の
憎いはありませぬもの
「
故郷を
離れまして、
皆樣にお
別れ
申してから、ちやうど
三年でございます。
私は
其の
間に、それは/\……」
出せかしと勸告せらるゝ
向もあれどイヤ其の仰せは
僻事なり
抑もと堅く出て左樣な
否らしき儀
一切謝絶諸事頼朝流の事と取極め政子崇拜主義となりぬ
皆樣も是非
饗庭黨となり玉へ世の中まことに穩かにて至極
野氣で第一は壽命の藥女は命を