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啼泣
ふりがな文庫
“啼泣”の読み方と例文
読み方
割合
ていきゅう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ていきゅう
(逆引き)
しかしどんなに啼き騒いでも、私が居る限りは、古畑の家から誰も取りに出て来ないのだ。小鳥はむなしく
啼泣
(
ていきゅう
)
しているのみである。
庭の眺め
(新字新仮名)
/
梅崎春生
(著)
先頃
(
さきごろ
)
祖母様を新築の一室に
遷
(
うつ
)
しまつらんとせしとき祖母様三日も四日も
啼泣
(
ていきゅう
)
し給ひしなど御考
被下
(
くだされ
)
候はば、小生が
俄
(
にわ
)
かに答ふること出来ざる
所以
(
ゆえん
)
も御解得なされ候ならんと存候。
鴎外の思い出
(新字新仮名)
/
小金井喜美子
(著)
予ヲ
視
(
み
)
テ外人ト
為
(
な
)
シ
啼泣
(
ていきゅう
)
シテ
止
(
や
)
マズ。留ルコト三日ニシテ乃チ発ス。八月登米県ニ赴任ス。一家東西相隔ツルコト二千余里。汝
今茲
(
こんじ
)
庚午六月二十五日ヲ以テ
殤
(
しょう
)
ス。
訃
(
ふ
)
ハ八月十四日ヲ以テ至ル。
嗟乎
(
ああ
)
。
下谷叢話
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
啼泣(ていきゅう)の例文をもっと
(4作品)
見る
“啼泣”の意味
《名詞》
声を出して泣くこと。
(出典:Wiktionary)
啼
漢検1級
部首:⼝
12画
泣
常用漢字
小4
部首:⽔
8画
“啼”で始まる語句
啼
啼声
啼音
啼止
啼出
啼立
啼聲
啼鳥
啼廻
啼狂
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発露啼泣
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紫式部
永井荷風