“発露啼泣”の読み方と例文
読み方割合
ほつろていきゅう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なお庵室の西一丁余り隔てて一間四面のお堂を建てて、お堂の妻戸に庵室の戸を開け合せるようにし、仏前の燈明を摂取しょうじゅの光明と思って常に光明遍照こうみょうへんじょうの文を唱え、真心を現して発露啼泣ほつろていきゅうしていた。
法然行伝 (新字新仮名) / 中里介山(著)