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『庭の眺め』
ふりがな文庫
『
庭の眺め
(
にわのながめ
)
』
庭というほどのものではない。方六七間ばかりの空地である。以前ぐるりを囲っていた竹垣は、今は折れたり朽ちたりして、ほとんど原形を失っている。おのずから生じた羊歯や灌木や雑草の類が、自然の境界線をなしているものの、あちこちが隙間だらけなので、鶏 …
著者
梅崎春生
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「新潮」新潮社、1950(昭和25)年11月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約15分(500文字/分)
朗読目安時間
約24分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
趾
(
あしくび
)
紅葉
(
こうよう
)
番
(
つが
)
剥
(
む
)
弾
(
はじ
)
薪
(
たきぎ
)
訊
(
たず
)
斑猫
(
はんみょう
)
諦
(
あきら
)
結
(
ゆ
)
綺麗
(
きれい
)
羊歯
(
しだ
)
蜘蛛
(
くも
)
甲高
(
かんだか
)
蹄
(
ひづめ
)
轅
(
ながえ
)
都度
(
つど
)
頸
(
くび
)
鶯
(
うぐいす
)
矮小
(
わいしょう
)
上厠
(
じょうし
)
樅
(
もみ
)
椎茸
(
しいたけ
)
椎
(
しい
)
朽
(
く
)
曖昧
(
あいまい
)
数珠
(
じゅず
)
恰好
(
かっこう
)
執拗
(
しつよう
)
啼泣
(
ていきゅう
)
啼
(
な
)
厭
(
いや
)
利
(
き
)
内儀
(
かみ
)