“夜啼石”の読み方と例文
読み方割合
よなきいし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鉄道の案内記によると、今日では金谷からゆくのを便利とするらしい。案内記には、小夜の中山夜啼石(よなきいし)、西(にし)三十二町(ちょう)、菊川、西(にし)廿二町とある。
小夜の中山夜啼石 (新字旧仮名) / 岡本綺堂(著)
これは太鼓塚……これは夜啼石(よなきいし)とて里見在城の折に夜な/\泣いて吉凶(きっきょ)を告げたという夜啼石だ、これは要害の空濠(からほり)で、裏手の処は桜ヶ陣と申して、里見在城の折には搦手(からめて)で在(あ)ったという
小夜の中山に久圓寺といふ寺が建(た)てられて、そこに観世音(かんぜおん)を祀(まつ)つたのは彼(か)の夜啼石(よなきいし)以前のことで、夜啼石の伝説から子育観音(こそだてかんのん)の名が流布(るふ)するやうになつたのではあるまいかと思はれる。
小夜の中山夜啼石 (新字旧仮名) / 岡本綺堂(著)