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倏忽
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しゅくこつ
ふりがな文庫
“
倏忽
(
しゅくこつ
)” の例文
しかして魂気はすなわち
之
(
ゆ
)
かざるところなしか、われ得てこれを知らず。
倏忽
(
しゅくこつ
)
として来たり、倏忽として去り、禍福
糾縄
(
きゅうじょう
)
す。たれその極を知る。
通俗講義 霊魂不滅論
(新字新仮名)
/
井上円了
(著)
霧は捲き去り捲き来って、天上山上
渾
(
すべ
)
ての有象を
一擲
(
いってき
)
して、宇宙の永劫に投じ去るかと思わせる。暫くして僅かのひまから鷲ヶ峰の雑木林が、直ぐ目の先に見えたが、
倏忽
(
しゅくこつ
)
に消え失せた。
女子霧ヶ峰登山記
(新字新仮名)
/
島木赤彦
(著)
倏
漢検1級
部首:⼈
10画
忽
漢検準1級
部首:⼼
8画
“倏”で始まる語句
倏
倏急
倏然