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『女子霧ヶ峰登山記』
ふりがな文庫
『
女子霧ヶ峰登山記
(
じょしきりがみねとざんき
)
』
余は熱心なる女子登山希望者である。曩に三河国の某女が、下駄がけを以て富士登山の先駆をなし、野中千代子が雪中一万二千尺の山巓に悲壮なる籠居を敢てせし以来、奈良朝の昔、金峰山の女尼が、六尺男児を後へに瞠若たらしめた底の女子が追々増加して、三十五 …
著者
島木赤彦
ジャンル
文学 > 日本文学 > 日記 書簡 紀行
初出
「山岳 第一年第一號」日本山岳會、1906(明治39)年4月5日
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約11分(500文字/分)
朗読目安時間
約18分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
後
(
しり
)
倏忽
(
しゅくこつ
)
科
(
しな
)
較
(
やや
)
僅
(
わずか
)
垂髫
(
すいちょう
)
蘚
(
ごけ
)
已
(
すで
)
潺々
(
せんせん
)
曩
(
さき
)
猶
(
なお
)
瞠若
(
どうじゃく
)
籠居
(
ろうきょ
)
米突
(
メートル
)
蘇芳
(
すおう
)
辷
(
すべ
)
鎖
(
とざ
)
障礙
(
しょうがい
)
零砕
(
れいさい
)
霽
(
は
)
渾
(
すべ
)
木
(
き
)
一擲
(
いってき
)
所謂
(
いわゆる
)
彙中
(
いちゅう
)
序
(
ついで
)
巾幗
(
きんかく
)
山巓
(
さんてん
)
尤
(
もっと
)
寔
(
まこと
)
処
(
ところ
)
儘
(
まま
)
佶屈
(
きっくつ
)
乍
(
なが
)