“石盤”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
せきばん75.0%
スレート16.7%
セキパン8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
可愛らしい鼓村は、大きな、入道にゅうどうのような体で恐縮し、間違えると子供が石盤せきばんの字を消すように、箏のいとの上をてのひらき消すようにする。
朱絃舎浜子 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
石盤スレート葺の屋根が、左右の両樋の方へなだれ落ち、雀等が、そこらを何の怖れもなさそうに飛び歩きながら、さえずっていました。
「パンはあるが、どうも食われないパンでな。石盤セキパンだもな。」
グスコーブドリの伝記 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)